正直に言うと、私はこれまで防災についてあまり真剣に考えていませんでした。
「災害が起きても、なんとかなるだろう」
くらいに考えていたのが正直なところです。
しかし、一人暮らしを始めてから改めて防災について調べてみると、停電や断水、物流の停止など、普段当たり前に使っているものが突然使えなくなる可能性があることに気づきました。
特に一人暮らしの場合、災害が起きたときに必要なものを自分で用意しておくことが大切です。
内閣府も、家庭では最低3日分、できれば1週間程度の食料・飲料水などを備蓄することが望ましいとしています。
そこでこの記事では、私自身もこれから備えていくつもりで、
- まず何を揃えればいいのか
- どのくらい用意すればいいのか
- 一人暮らしだからこそ必要なものは何か
を調べてまとめました。
「防災対策を始めたいけど、何から買えばいいのか分からない」
という方は、まずこの記事のリストを参考にしてみてください。
一人暮らしこそ防災グッズを準備しておきたい理由
一人暮らしの場合、災害が起きたときに必要なものを自分で確保しておかなければなりません。
例えば、
- 停電してスマホや照明が使えない
- 断水して水道が使えない
- コンビニやスーパーで商品が手に入らない
- トイレが使えなくなる
- 電車が止まって帰宅できない
など、普段の生活では考えにくい状況が起こる可能性があります。
だからこそ、
「災害が起きてから買えばいい」ではなく、「災害が起きる前に用意しておく」
ことが重要です。
また、防災対策は「避難所に持っていくもの」だけではありません。
自宅で生活を続ける在宅避難に備えて、水や食料、携帯トイレなどを用意しておくことも重要です。内閣府も、非常持ち出し品とは別に、食料・飲料水・携帯トイレなどの備蓄を呼びかけています。
一人暮らしの防災グッズ、まずはこの15個
「防災グッズ」と検索すると、非常にたくさんの商品が出てきます。
しかし、最初から全部揃える必要はありません。
まずは、以下のような**「ないと困るもの」から優先して揃える**のがおすすめです。
優先度が高い防災グッズ
- 飲料水
- 非常食
- 携帯トイレ
- モバイルバッテリー
- 懐中電灯・ランタン
- 乾電池
- 救急・衛生用品
- 常備薬
- 防寒・暑さ対策グッズ
- 現金
- ウェットティッシュ
- トイレットペーパー
- ゴミ袋・ポリ袋
- ラジオ
- 防災リュック
では、それぞれ詳しく紹介します。
① 飲料水
防災対策でまず用意したいのが水です。
政府広報では、飲料水は1人1日3Lを目安に、3日分の備蓄が推奨されています。
つまり一人暮らしなら、
3L × 3日 = 9L
が最低限の目安。
できれば1週間分として、
3L × 7日 = 21L
を備えておくと、より安心です。
ただし、21Lとなるとかなりの量になります。
最初から1週間分を完璧に揃えるのが難しければ、まずは3日分から始めて、少しずつ増やしていくのでもいいと思います。
私ならこうする
- まず2Lペットボトルを数本購入
- 3日分の9Lを確保
- 余裕ができたら1週間分へ増やす
という順番で備えます。
なお、飲料水とは別に、トイレや洗い物などに使う生活用水も必要になる場合があります。
② 非常食
水と一緒に用意したいのが非常食です。
政府も最低3日分、できれば1週間程度の備蓄を推奨しています。
非常食というと、
「缶詰や乾パンを大量に買っておく」
というイメージがあるかもしれません。
しかし最近は、普段から食べているものを少し多めに購入し、食べたら買い足すローリングストックという方法もあります。政府広報でもこの方法が紹介されています。
一人暮らしなら、
- レトルトご飯
- カップ麺
- 缶詰
- レトルト食品
- 栄養補助食品
- お菓子
など、普段から食べられるものを少し多めに置いておくと無駄になりにくいです。
非常食には上記の通り、さまざまな種類があります。
「一人暮らしなら何をどのくらい用意すればいいの?」
「普段の食品を非常食として使ってもいい?」
という方は、こちらの記事で詳しくまとめています。

③ 携帯トイレ
個人的に「もっと早く用意しておきたい」と感じたのが携帯トイレです。
災害時には断水や下水道の被害などによって、普段通りトイレを使えなくなる可能性があります。
水や食料に比べると地味に感じるかもしれませんが、トイレは我慢できるものではありません。
内閣府も、最低3日、できれば1週間程度の備蓄品として携帯トイレ・簡易トイレを挙げています。
一人暮らしなら、まずは数日分を確保して、余裕があればさらに増やしていくのがよいでしょう。
④ モバイルバッテリー
スマートフォンは、災害時にも非常に重要な道具になります。
家族や友人との連絡だけでなく、災害情報や交通情報などを確認するためにも使います。
そのため、停電に備えてモバイルバッテリーを用意しておきたいところ。
ただし、モバイルバッテリーだけあっても充電ケーブルがなければ使えません。
自分のスマートフォンに合ったケーブルも一緒に入れておきましょう。
⑤ 懐中電灯・ランタン
停電したときのために、明かりも用意しておきたいです。
スマートフォンのライトでも一時的には対応できますが、バッテリーを消費してしまいます。
そのため、
- 懐中電灯
- LEDランタン
などを一つ用意しておくと安心です。
個人的には、手で持つ懐中電灯だけでなく、置いて周囲を照らせるランタンタイプも便利だと思います。
⑥ 乾電池
懐中電灯やラジオなど、乾電池で動く防災グッズを用意するなら、予備の電池も忘れずに。
「ライトはあるけど電池が切れていた」
という状態では意味がありません。
使用する機器に合った乾電池を、予備として用意しておきましょう。
⑦ 救急・衛生用品
災害時には、ちょっとしたケガへの対応も必要になります。
最低限、
- 絆創膏
- ガーゼ
- 消毒用品
- マスク
- ウェットティッシュ
などを用意しておくと安心です。
政府の防災資料でも、絆創膏やガーゼ、消毒液などの救急用品が備蓄品として挙げられています。
⑧ 常備薬
普段から使用している薬がある場合は、防災用品とは別に考えておきましょう。
災害時に、
「いつもの薬がない」
という状況になると困ります。
必要な人は、
- 常用薬
- お薬手帳
- 眼鏡
- コンタクト用品
なども忘れずに。
⑨ 防寒・暑さ対策グッズ
災害が起きる季節によっては、暑さや寒さへの対策も必要です。
冬なら、
- アルミ製のレスキューシート
- 使い捨てカイロ
- 防寒着
など。
夏なら、
- うちわ
- 冷却用品
- タオル
なども候補になります。
特にレスキューシートは、コンパクトに収納できるので、防災リュックに入れておきやすいアイテムです。
⑩ 現金
災害時には停電や通信障害などによって、クレジットカードや電子決済が利用できない可能性があります。
そのため、ある程度の現金を用意しておくと安心です。
特に、
千円札や小銭など、細かい金額も用意しておく
と使いやすいでしょう。
⑪ ウェットティッシュ
断水すると、普段のように水を使って手を洗えなくなる可能性があります。
そんなときに役立つのがウェットティッシュ。
防災グッズとしては地味ですが、実際の生活を考えるとかなり重要なアイテムです。
⑫ トイレットペーパー
水や食料だけに目が行きがちですが、トイレットペーパーなどの日用品も備蓄しておきたいもの。
普段から使うものなので、少し多めに購入しておく「ローリングストック」に向いています。
⑬ ゴミ袋・ポリ袋
ゴミ袋も意外と使い道が多いアイテムです。
ゴミをまとめるだけでなく、
- 荷物をまとめる
- 水濡れを防ぐ
- 簡易的な収納に使う
など、さまざまな用途に使えます。
100円ショップなどでも購入できるので、比較的準備しやすい防災グッズです。
⑭ ラジオ
スマートフォンだけに頼らず、情報収集できる手段を用意しておくのも大切です。
乾電池式や手回し充電に対応した防災ラジオなどもあります。
ただし、ラジオを購入する場合は、
「本当に必要な機能は何か」
を考えて選びましょう。
ライトやモバイルバッテリーなど複数の機能が付いた商品もありますが、機能が増えるほど価格も上がります。
⑮ 防災リュック
最後に、これらのグッズをまとめておくための防災リュックです。
重要なのは、「持ち出せる状態にしておくこと」。
防災グッズを部屋のあちこちに置いてしまうと、いざというときに必要なものを探すことになります。
非常持ち出し品はリュックなどにまとめ、すぐ持ち出せる場所に置いておくことが内閣府でも推奨されています。
「防災グッズ」と「備蓄」は分けて考える
ここは一人暮らしで防災対策をするときに、かなり重要だと思います。
防災用品を全部一つのリュックに詰め込めばいいわけではありません。
大きく、
① すぐ持ち出すもの
- 水
- ライト
- モバイルバッテリー
- 救急用品
- 常備薬
- 現金
- 防寒用品
など。
② 自宅で生活するための備蓄
- 水
- 非常食
- 携帯トイレ
- トイレットペーパー
- ゴミ袋
- 衛生用品
など。
と分けて考えると分かりやすいです。
特に水や食料を全部リュックに入れる必要はありません。
「避難するときに持っていくもの」と「家に備えておくもの」を分ける
と、無理なく準備できます。
一人暮らしなら「3日分」から始めてみる
「1週間分を準備しよう」
と思うと、かなり大変です。
例えば水だけでも、
3L × 7日 = 21L
あります。
一人暮らしの部屋では、21Lの水を保管するスペースも考えなければなりません。
そのため、まだ何も準備していないのであれば、私はまず3日分から始めるのがおすすめです。
政府も最低3日分、できれば1週間程度の備蓄を推奨しています。
まず3日分
水:9L
食料:3日分
携帯トイレ:数日分
ここからスタート。
そして余裕ができたら、
3日 → 5日 → 7日
と増やしていけばいい。
最初から完璧を目指さないことが、防災対策を続けるコツだと思います。
防災グッズは「買って終わり」ではない
防災グッズを購入したら、それで終わりではありません。
例えば、
- 水の賞味期限
- 非常食の賞味期限
- モバイルバッテリーの状態
- 乾電池の残量
- 常備薬の期限
などを定期的に確認する必要があります。
そこでおすすめなのが、普段使っているものを少し多めに買っておくローリングストックです。
食料などを「災害専用」としてしまい込むのではなく、普段から使って、減ったら買い足す。
これなら、
「気づいたら賞味期限が切れていた」
という問題も防ぎやすくなります。
防災グッズ以外にやっておきたいこと
防災というと「何を買うか」に目が行きます。
しかし、買い物以外にもやっておきたいことがあります。
ハザードマップを確認する
自分が住んでいる地域で、
- 洪水
- 土砂災害
- 津波
- 地震
などのリスクがどの程度あるのか確認しておきましょう。
避難場所を確認する
災害が起きてから、
「どこに避難すればいいんだ?」
と調べるのでは遅い可能性があります。
自宅周辺の避難場所や避難経路を、事前に確認しておきましょう。
内閣府も、ハザードマップや避難場所・避難経路を事前に確認することを勧めています。
家具の転倒対策
地震対策では、防災グッズを買うだけでなく、家具や家電の転倒・落下対策も重要です。
内閣府も、家具の固定や収納物の落下防止など、平時からの対策を呼びかけています。
一人暮らしの部屋では、
- 背の高い家具
- テレビ
- 棚
- 電子レンジ
などが倒れたり落下したりしないか、一度確認してみましょう。
私もこれから防災グッズを揃えます
ここまで紹介してきましたが、実は私自身もまだ防災対策が十分にできているわけではありません。
この記事を書くために調べて、
「思っていたより準備するものが多いな」
と感じました。
だからこそ、いきなり全部揃えるのではなく、まずは、
水・非常食・携帯トイレ
から準備していくつもりです。
その後、
ライト・モバイルバッテリー・衛生用品
などを少しずつ追加していこうと思っています。
防災は「いつ起こるか分からないから後回し」にしがちですが、何も起きていない今だからこそ準備できます。
まとめ|まずは3日分から防災を始めよう
一人暮らしの防災対策で大切なのは、最初から完璧に揃えることではありません。
まずは、
- 水
- 非常食
- 携帯トイレ
- モバイルバッテリー
- ライト
など、災害時にないと困るものから準備していきましょう。
政府は、食料や飲料水などについて最低3日分、できれば1週間程度の備蓄を推奨しています。
まだ何も準備していないのであれば、まずは3日分。
そこから少しずつ1週間分へ増やしていけば十分です。
私自身もこの記事を書くまで防災について真剣に考えていませんでしたが、今回調べたことで「まずは揃えておこう」と思うようになりました。
災害が起きてから後悔しないためにも、できることから少しずつ準備していきましょう。
「一つずつそろえるのが面倒」という方は、必要なものがまとめられた防災セットから始めるのもおすすめです。


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